麻婆豆腐に揚げだし豆腐、豆腐ステーキなどなど、豆腐の水切りが必要な豆腐料理って意外とたくさんありますよね。
私は以前、豆腐ハンバーグを作ろうと豆腐の水切りをしたのですが、せっかちな私はザルに豆腐を入れてサッと水を切る程度しか水切りをせず、柔らかすぎるベチャっとした豆腐ハンバーグに仕上がってしまったことがありました。
せっかくのお料理がたった水切りの工程を適当にしただけで台無しになってしまうなんて・・・。豆腐ハンバーグが夕飯のメインのおかずだっただけに、その日は相当凹みました・・・。
その経験から、豆腐の水切りは豆腐をキッチンペーパーで包み、お皿で重石をして、しばらく置いておくという方法で水切りを行うようになりました。
が!時間もかかるし、結構これが面倒なんですよね~。
そんな面倒な豆腐の水切りが簡単に、そしてしっかりとできるおすすめの方法をご紹介したいと思います。是非参考までにご覧下さい!
豆腐の水切り方法は茹でるのが簡単!
豆腐の水切りは豆腐を一度茹でると簡単に、そしてしっかりと水切りができるってご存知でしたか?
この方法は、忙しい主婦達の大好きな『時短』にも繋がる方法なんです。
簡単なので騙されたと思って一度試してみて下さい!それでは早速、手順をご紹介しましょう!
①沸騰したお湯に、塩小さじ1/2くらい入れる。
②豆腐を①に投入する。(豆腐を切って使用する料理の場合はあらかじめカットしてから茹でるようにしてください。)
③5分ほど茹でる。(豆腐を小さくカットしてからゆでた場合は茹で時間は2分でOK)
④茹で上げった豆腐をザルに上げる。
⑤お皿にキッチンペーパーを敷き、そこに④を移し20分ほど放置する。
ただ茹でるだけなので難しくもないですし、この方法を使えば豆腐の中までしっかりと水切りが出来ちゃうんです!
豆腐の水切りが必要な料理なのに、水切りをせず調理したり、また、水切りが不十分で豆腐の中の水分まで取りきれていなかったりすると料理が水っぽく仕上がってしまいます。
この方法を使えば失敗知らず!ちょっとひと手間かけることで味がずいぶん変わりますよ!
豆腐の水切りで茹でるのが時短になる理由とは?
しかし、今から豆腐の水を切りたいっていうのに、豆腐をお湯の中に入れる方法が本当に時短に繋がるの?と疑いの声が聞こえてきそうですね。
でも、ご安心を。この方法、ちゃんと時短に繋がっています。
どうしてか簡単に理由を説明しますと、豆腐は、実は90%が水分で出来ています。
茹でることにより、豆腐の中の水分も沸騰し、細かい泡となります。
そうするとどうなるかと言いますと、豆腐の内部にたくさんの穴ができ、水分が抜けてくれるのです。
なので、豆腐の水切りは、『茹でる』というちょっとひと手間を加えてあげることで、結果的に時短に繋がってくれますし、中の水分もしっかりと水切りすることが可能なのです。
それに、豆腐の中には『にがり』という成分があり、このにがりは加熱されると固くなる作用があるので茹でて加熱することにより、程良くかたくなってくれます。
ですので、煮崩れしやすい料理に豆腐を使用する時なんかは特にこの方法で豆腐の水切りをすることをおすすめします。
最後に
豆腐はヘルシーで積極的に口にしたい食材ですよね。
アレンジ次第でメインのおかずにもなり得ますし、何より、安くて美味しい万能食材!
たった茹でるというひと手間を加えることでこんなにも美味しくなる?!とビックリして頂けると思います。騙されたと思ってこの方法、一度試してみてください!
いつもより美味しく仕上がること間違いなしですよ!