日焼け止めのSPFとPAの違いって何?選び方はどうすればいいの?

日差しが厳しくなってくるこの季節になってくると、外出時には絶対に日焼け止めは必要になってきますよね。

たくさんの種類のものが店頭に並んでいますが、皆さんはどのように選ばれていますか?

お肌にあまり負担をかけたくないし、でもしっかりUV対策はしたい!絶対焼きたくない!が本音ですよね?

そこで今回は、日焼け止めについて調べてみました!

一体どの日焼け止めが自分のお肌にあっているのか選び方が分からないと迷われている方は是非参考にしてみてください!

言葉は聞いたことあるしなんとなくわかっているつもりだったけど、実は違いがよくわからない『SPF』と『PA』の違いについても詳しく解説致します!

日焼け止めのSPFとPAって違いはどこ?

『SPF』と『PA』を知ってもらうには、まずはこの言葉が何を表しているかを知っておきましょう!

まずは『SPF』。これは『サン・プロテクション・ファクター』の略。

『PA』は『プロテクショングレイドオブUVA』の略。

SPFは主に紫外線B波、PAは主に紫外線A波の防止効果を表しています。

紫外線B波とは全紫外線の約5%ほどと量は少ないのですが、シミやソバカスの原因にもなる肌への影響が強い紫外線です。

肌に短時間で赤みを起こしてしまうのがこの紫外線B波が原因なので、これを防ぐために注目したいのが『SPF』の数値。

『SPF』は1~50の数値で表され、数字が大きいほど紫外線B波から肌を保護する効果が高いと言えます。

かたや、紫外線A波は全紫外線の約95%ほどと量は多いですが肌への影響は弱い紫外線です。

しかし、紫外線A波は浸透力が高く真皮にまで到達するほど、肌に対しては蓄積的なダメージを与える紫外線なのです。

それに厄介なのは雲やガラスをすり抜けやすい性質があるということ。

この紫外線A波の防止効果を表しているのが『PA』。

こちらは『SPF』のように数字ではなく、『+』の数で表していまして、『PA+』~『PA++++』までで表されています。

簡単にいえば、『SPF』と『PA』どちらも数値が大きいものほど肌をそれぞれの紫外線から保護する効果が高いと言えます。

がしかし、お肌への負担の事なども含めて考えるとただただ数値が高いものを選べば良いという訳ではないのです。

一番合った日焼け止めの選び方とは?

日焼け止め選びで重要なのはどのシーンで使うかという所です。

通勤やお買いものに出掛ける間の短時間のUV対策なのか、海などレジャーにでかけ強い日差しの下1日過ごす日のUV対策かなどシーンに応じて選ぶべき日焼け止めの種類は変わってきます。

例えば、通勤やお買いものなどに出掛けるだけという日常生活でUV対策をするという場合は、《SPF10、PA++》くらいの日焼け止めを選べば十分だと思いますが、レジャーに出かけ1日炎天下で過ごすなんて日は、《SPF50、PA++++》の日焼け止めを選ぶ必要があります。

繰り返しになってしまいますが、日焼け止めはただただ数値が高ければ高いほど良いという訳ではなく、お肌への負担なども考えると、シーンに合わせたレベルの日焼け止めをチョイスすることが理想的なんです!

特に海やプールなど炎天下で長時間いる上に水に浸かったり、汗をすごくかきそうな時はウォータープルーフの日焼け止めを使用することをおすすめします。

また、炎天下で過ごすという時は、特に日焼け止めにプラスして帽子や日傘などでのUV対策もお忘れなく!

こちらはノンケミカルの日焼け止めです。お肌に優しく水でオフできます。白浮きしないのも嬉しいですね!

最後に

いかがでしたか?

これを知っておけばもう日焼け止め選びで迷うことはありませんよね。

それぞれのライフスタイルやシーンに合わせて日焼け止め選びをしてみてください。

しっかりUV対策をしているかどうかで5年後、10年後のお肌に大きな違いが出てきますよ。

若々しく綺麗なお肌で居続けるためにも夏だけでなく、年間通してUVケアをしておきましょう。